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ゴール直前!!


 コンサートまであと少しとなった昨日の練習。久米田代表は忙しく先生方と打ち合わせ。団員たちは山台を組み立てたり、ステージの小物を準備したり、誰もかれも何かあわただしい。そう、昨日は特別出演してくださるピアニストの須江先生と、バリトン歌手で今回はストーリーテラーもしてくださる杉山先生をお迎えしての初めてのレッスンだった。舞台監督と助手を引き受けてくださったクール・コメールさんの沖浦さんと下里さんも来てくださり、みんな否が応でも緊張感と高揚感が高まった。

 今回は須江先生が出演してくださるということで、連弾の伴奏曲が多い。連弾ともなればハーモニーの厚みも増し、表現力の幅も広がるので、それに呼応して私たちコーラスも変幻自在に魅力的に歌えるのでは!と思ったが、マロ先生からは歌が一本調子!とダメだしをいただくことに。指揮とともに音楽性豊かなピアノにも精一杯耳を傾けて、三位一体(連弾の場合四位一体?)となる演奏ができるように、あと数回の練習で作り上げたい。

 そして昨日一番感動したのは、何と言っても「動物のカーニバル」だ。この曲も伴奏が連弾で、想像以上の大迫力と、曲によってはガラス細工のような繊細さで、とにかく素敵!杉山先生のストーリーテラーも軽妙で楽しく、思わず笑ってしまうことも。マロ先生とのやりとりも微笑ましい。レイコ先生の描く「動物のカーニバル」の世界が活き活きと動き出し、なんだかとても楽しいステージになりそう。

 さあ、30周年!お客さまも私たちも、みんなが楽しめるコンサートになるよう、ラストスパート!!(Y・K)